口臭と食事の関係
口臭の原因の殆どは、虫歯や歯周病など口内環境の乱れにあるのだとか。
また鼻や胃の不調など、他の器官の病気が絡んでいることもあります。従って、口臭に悩む人の関心も、そうした体のトラブルに向きがちですよね。しかし、食事の摂り方や内容も、あなたの口臭に大きく関わっているかもしれません。
肉食中心の食事で体臭がきつくなるということは、よく知られていますよね。肉類や乳製品には、体臭の原因となる動物性タンパク質や脂肪が多く含まれています。体質にもよりますが、菜食中心の食事に切り替えたら、口臭、腋臭などの体臭は殆ど無くなるそうです。
動物性食品は、人のにおいにかなり影響を与えているようです。
また、ダイエットなどで食事そのものを制限することも、口臭の原因になります。急激な食事制限をすると、代謝が低下し、脂肪酸やケトン体といったにおい物質が発生するのだそうです。
食事を抜く、あるいは量を大幅に減らすようなダイエットは要注意です。
・油っぽいにおいがする
・汗臭さが増す
・甘酸っぱいにおいがする
などは、代謝が下がって痩せにくい体になっている、というサイン。ダイエット方針の見直しをおすすめします。
ちなみに、この様なダイエットでは体力も落ちますから、唾液も不足しがちになります。これもまた、口臭発生の一因と言えますね。さらに、食事による口への刺激が少なくなることも、唾液不足に拍車をかけます。
体に良くないのはもちろんですが、口臭予防の観点からも、無理なダイエットは避けたいですね。