薬用ピュオーラについて

口臭予防に本気になると、歯磨き粉や歯ブラシにもこだわってみよう、と気合が入りますよね。そこで今回は「口臭の予防」を謳っている、花王の薬用ピュオーラを取り上げてみたいと思います。

薬用ピュオーラは現在、歯ブラシ、歯磨き粉、洗口剤と大きく分けて3種類が展開されているのですが、やはり注目すべきは歯磨き粉と洗口剤でしょうか。

これらにはエリスリトール、塩化セチルビリジニウム、トリクロサンという成分が含まれていて、「歯磨き後の爽快感が素晴らしい」「口臭を長時間抑えてくれる」などと評価されています。

エリスリトールには歯垢や舌苔にすばやく浸透し、細菌同士の結びつきを弱めて、落としやすくする働きがあるそうです。そこに塩化セチルビリジニウムとトリクロサンによる殺菌作用が加わって、薬用ピュオーラの洗浄力を生んでいる、という訳ですね。

ただ、たいていの洗口剤同様、薬用ピュオーラの洗口剤もエタノールを含んでいます。

エタノールなどアルコール類は口腔内の乾燥を招く為、特に口が乾きやすい方は要注意。控えめな使用をおすすめします。

ちなみに薬用ピュオーラの「薬用」、どんな意味なのかご存知でしょうか。漢字からすると「薬として用いる」と解釈できそうですよね。薬?つまり医薬品?

・・・結論から言いますと、医薬部外品を指すのだそうです。医薬品ほどではないが、それに準ずる効果が期待できるものが、医薬部外品。

「薬用」というのは、「医薬品ではないけれどそれに近いものですよ」と消費者に分かりやすく伝える為の言葉なのですね。